半田市議会 > 2022-03-03 >
03月03日-04号

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  1. 半田市議会 2022-03-03
    03月03日-04号


    取得元: 半田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    令和 4年  3月 定例会(第3回)          令和4年3月3日 午後1時30分開議1.議事日程(第4号)                     |付託委員会 日程第1 決議案第1号 ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決|             議                  | 日程第2 令和4年度市長施政方針に対する各派代表質問     | 日程第3 市政に関する一般質問2.出席議員は次のとおりである(22名)   1番  新美保博             2番  嶋崎昌弘   3番  水野尚美             4番  伊藤正興   5番  國弘秀之             6番  小栗佳仁   7番  中村和也             8番  小出義一   9番  芳金秀展            10番  鈴木幸彦  11番  山田清一            12番  坂井美穂  13番  山本半治            14番  加藤美幸  15番  中川健一            16番  鈴木健一  17番  渡邉昭司            18番  岩田玲子  19番  竹内功治            20番  沢田 清  21番  澤田 勝            22番  石川英之3.欠席議員は次のとおりである(なし)4.地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(28名)  市長         久世孝宏   副市長        山本卓美  企画部長       山田 宰   総務部長       坂元照幸  市民経済部長     出口久浩   福祉部長       新村 隆  健康子ども部長    竹部益世   建設部長       大山仁志  水道部長       村瀬浩之   病院事務局長     竹内甲司  防災監        柘植信彦   企画課長       大木康敬  市民協働課長     藤井寿芳   総務課長       山本勇夫  経済課長       河合信二   環境課長       門田和博  高齢介護課長     沢田義行   国保年金課長     早川直樹  幼児保育課長     竹内 健   保健センター事務長  沼田昌明  都市計画課長     田中秀則   市民協働課主幹    中村省吾  教育長        鈴川慶光   教育部長       岩橋平武  学校給食センター所長 前田成久   生涯学習課長     新美恭子  図書館長       山下由美   博物館長       関 正樹5.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(6名)  議会事務局長     小野田靖   議事課長       江原包光  同副主幹       村上裕子   同主事        尾中 淳  同主事        石原義士   同書記        新美瑠惟---------------------------------------     午後1時30分 開議 ○議長(渡邉昭司議員) 皆さん、こんにちは。 ただいま出席議員22名です。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元にお配りしたとおりですので、よろしくお願いします。--------------------------------------- △日程第1 決議案第1号 ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議 ○議長(渡邉昭司議員) 日程第1、決議案第1号を議題とします。 提出者の竹内功治議員に、提案説明を求めます。 ◆19番(竹内功治議員) ただいま上程されました決議案第1号ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議につきまして、提出者を代表して議案説明を申し上げます。 去る2月24日、ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始し核兵器の使用を示唆した一連の行為は、ウクライナへの重大な主権侵害であり、国際社会、ひいては我が国の平和と秩序、安全を脅かし、かつ明らかに国連憲章に違反する行為です。 半田市議会では、恒久平和の実現に向け全国に先駆け、昭和33年に原水爆実験禁止並びに核兵器持込み反対各非武装宣言に関する決議を行い、さらには、平成5年に非核・平和都市宣言を行っています。 長きにわたり平和なまちづくりを進めてきた半田市議会として、今般のロシアの行為は決して看過することができない問題です。よって、ロシアによるウクライナへの攻撃や核兵器の使用を示唆する行いに対し、厳重に抗議の意を表するとともに、ロシア軍を完全かつ無条件で即時に撤退させるよう国際法に基づく誠意を持った対応を強く求めるとともに、政府においては、関係各国及び国際社会との緊密な連携の下、厳格かつ適切な対応を講じられるよう強く求めるものです。 以上について、何とぞ議員の皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、決議案の提案説明とさせていただきます。 ○議長(渡邉昭司議員) 提案説明は終わりました。 ただいまから質疑に入ります。御質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 御質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっている決議案第1号は、委員会の付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。 決議案第1号について、討論の通告があります。 鈴木健一議員の発言を許します。     〔16番 鈴木健一議員 登壇〕 ◆16番(鈴木健一議員) 日本共産党の鈴木健一です。 決議案第1号ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議に対し、賛成の立場から討論を行います。 2月24日に始まったロシアによる軍事侵攻は、紛れもない侵略行為であり、国連憲章に反する断じて許されないものです。 プーチン大統領は、この侵略行為に当たってロシアが核兵器大国であることを誇示し、欧米の批判や制裁の動きに対抗する姿勢を見せ、世界の諸国を威嚇しています。このことは、今日の世界において決して許されるものではありません。今回のロシアの行為は、自らの領土拡張のためには国際法も踏みにじる、根深い大国主義、覇権主義が露骨な形で示されています。 戦火が拡大する中、多くの市民が難民となり、AFP通信によると、これまでに67万人以上が隣国のポーランドなどに逃れています。現地では、小さな子供を連れた家族が地下鉄の駅に身を潜め、恐ろしい爆発音やサイレンがうなる中を逃げ回る姿を見られるような凄惨な状況です。今、世界中で戦争を止めるという声が上がっています。 国連では、緊急特別会合が開かれ、世界の中小国の代表が相次いで演説し、ウクライナへの連帯を表明しています。日本時間で今朝開かれた国連総会緊急特別会合でも、ロシアによるウクライナ侵攻を非難する決議が賛成多数で採決されました。 日本でも、様々な団体、宗教団体や新日本スポーツ連盟からも抗議の声が上がり、抗議文が出され、ロシア、プーチン政権を取り囲んでいます。 国会では、2日、参議院本会議で、ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議を賛成多数で議決しました。その中で、プーチン大統領が核使用を前提とするかのような発言をしているのは言語道断であり、唯一の被爆国として非難するとあります。 戦争をやめろ、戦争を止めろ、この声を広げ、団結させ、侵略をやめさせるとともに、より平和な世界への動きをつくり出すことが求められています。 ここで大切なことは、ロシアと同じ力の論理に立つのではなく、主権の尊重、領土の保全、武力行使の禁止などを義務づける国連憲章に基づく平和秩序の回復です。そのためには、多くの人が連帯し声を上げることが重要だと考えます。 我々日本共産党も憲法9条を生かした平和と発展のために全力を尽くします。 この決議文がロシアによる侵略を止める一助になることを願い、賛成討論といたします。     (降壇) ○議長(渡邉昭司議員) 以上で通告による討論は終わりました。 これで討論を終了します。 これより採決します。 決議案第1号を採決します。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立をお願いします。     〔賛成者起立〕 ありがとうございました。賛成議員全員です。よって、決議案第1号は原案のとおり可決しました。--------------------------------------- △日程第2 令和4年度市長施政方針に対する各派代表質問 ○議長(渡邉昭司議員) 日程第2、令和4年度市長施政方針に対する各派代表質問を行います。 市民ネット代表、小栗佳仁議員の発言を許します。     〔6番 小栗佳仁議員 登壇〕(拍手) ◆6番(小栗佳仁議員) 議長のお許しをいただきましたので、さきに通告してあります令和4年度市長施政方針について、志民ネットを代表して質問させていただきます。 市長施政方針で述べられました新型コロナウイルス感染症対策対応に続き、市長に就任して初めての年度始めを迎えるに当たり政府経済見通しについても述べられました。 令和4年度は、経済対策を迅速かつ着実に実施することなどにより、GDP成長率は、実質で3.2%程度、名目で3.6%となり、GDPは過去最高となることが見込まれ、公的支出による経済下支えの下、消費の回復や堅調な設備投資に牽引される形で、民需主導の自立的な成長と分配の好循環の実現に向けて着実に前進するとしております。 しかし、新型コロナウイルスの影響やウクライナ情勢が不透明なことから、原油価格高騰などに加え、世界中で起こっている自然災害などにより経済活動が大きな影響を受けるのではないでしょうか。さらに、近年の可処分所得の低下に加え、物価高騰により一層の負担増に対する生活防衛意識の高まりから消費が冷え込む可能性もあります。特に、将来不安が強い若者層で所得のうちどれだけを消費に充てるかを示す割合の低下傾向が鮮明に表れ、個人消費は低空飛行が持続するものと思われます。 半田市では、市税については堅調に推移しており、対前年度比12%増を見込み、一般会計予算規模としては過去最大規模の431億6,000万円で9.7%増としておりますが、先の見えない経済状況の下、市内経済などが危惧されるところでございます。 さて、令和4年度は、久世市長が就任して年度始めを迎える重要な年で、信条であるやれない理由を並べるのではなく、やれる可能性を探して市民と共に現実のものにしていただきたく、以下、質問させていただきます。 初めに、学び合い育ち合う、自分らしさと夢を育むまちについて。 1点目、(仮称)幸せになるための教育を考える会議について。 自ら考える力をつけることを重視した会議は、設置目的には賛同しています。この目的に沿った視野の広い議論がされるよう市民や有識者で構成することが最も大切だと考えています。決して、教育委員会の組織の中だけの視野に収まらない人選を期待しています。 例えば、自ら考える力の基礎となる、対話的に学び合い、高め合い、深め合える学習アクティブラーニング、協同学習の研究者で、専門知識を有する半田市在住の杉江修治先生を委員にお迎えし、未来の半田市を想像していただきたいと思いますが、市長はどのようにお考えかをお聞かせください。 2点目、新学校給食センターについて。 最新の衛生管理基準に基づいた設計は言うまでもないことですが、それ以上に、原材料の入荷から製品の出荷に至る重要な工程を管理し、製品の安全を確保しようとしている衛生管理の手法のHACCPや農産物をつくる際に適正な手順やものの管理を行い、食品安全や労働安全、環境保全を確保する取組のGAPなどの衛生基準を取り入れていただきたい。また、半田市産だけでは対応できない食材は、近隣を含めた地産地消のさらなる推進により、おいしくて安全な給食を可能にする学校給食センター建設を希望しますが、市長のお考えをお聞かせください。 私たちが考えていますのは、HACCPやGAPはもちろんですが、形や大きさにより流通には乗らない規格外の食材にも対応できる設備を有する給食センターです。規格品は、給食に使用される安全な食材として、高い価格で売買され、農家さんにメリットがあり生産意欲にもつながると思っています。 3点目、半田市保育園等公民連携更新計画について。 会派独自の調査でも、休日保育のニーズがあることは明らかです。また、低年齢児保育などニーズは多様化していることを踏まえ、民営化も含めた更新計画の中で積極的な改善を求めます。また、民営化による処遇問題が保育士不足をさらに深刻化しないかなどの懸念もありますが、市長の考えをお聞かせください。 4点目、文化振興について。 半田市文化芸術推進計画を策定して取り組まれる姿勢は評価しているところでございます。心豊かな地域社会づくりのためにも、芸術を社会と結び普及させることは大切だと考えます。人々の心豊かで創造的な活動を活性化するアートマネジメントの考え方の下、専門人材の配置が重要であり、それにより一層の成果がもたらされると思います。 本市においても、アートマネジャーのような専門人材を配置してはどうかと考えますが、市長のお考えをお聞かせください。 次に、地球に配慮しながら成長する都市の活力を育むまちについて。 1点目、工業用地については、石塚町地内の整備とともに中億田町地内の立地開発を進めていただくのは重要な政策だと認識しています。この地域で働く方が増えることは、定住促進や税収に大きく寄与することだと思っています。ただし、物流や勤務地の往来により、慢性的な渋滞が一層深刻なものになることにもつながります。 渋滞対策については、直接的な道路改良などハード整備のほかに、ピーク時間の調整、公共交通機関の利活用、半田市への転入促進などの緩和策もあります。関係する企業や関係機関との情報共有を図り、積極的に解消に努めていただきたいと考えますが、市長はどのようにお考えかをお聞かせください。 2点目、ゼロカーボンシティはんだビジョンについては、新たに住宅用太陽光発電設備などの導入促進に向けた設置に関わる補助金の創設をするとのことですが、補助金は、国産の発電効率が高く、高耐久力製品について限っていただきたいと思っています。ソーラーパネルの廃棄物処理やインバーターの廃棄などが近い将来に問題になることは明らかです。また、二酸化炭素の発生抑止と並行して生け垣や造園により、少しでも二酸化炭素を酸素に変える植樹等の補助金の創設なども今後は取り組むべきと考えますが、市長はどのようにお考えかをお聞かせください。 さらに、家畜から出るメタンを回収する研究や二酸化炭素を回収し人工的な光合成をする研究が進められていますが、半田市におきましても、研究を注視しながら、回収できるシステム構築や新しい技術開発研究を行っている企業の誘致にも積極的に取り組んでいただき、補助金の創設も考えていただきたいと思っていますが、市長の見解をお聞かせください。 次に、健康増進について。 1点目、高齢者の健康増進事業、今後も増え続ける高齢者は、2030年には65歳以上の人口は3万人を超える状況が予測されています。後期高齢者は1,000人程度増加が見込まれ、一層、介護予防を図っていく必要があると考えます。 今年の1月に国立長寿医療研究センターと高齢者の健康増進事業に関する協定を結ぶなど、介護予防に対する新たな取組を進めていただいておりますが、今後の介護予防の在り方について、市長のお考えをお聞かせください。 次に、お互いに尊重し知恵と力を生かし合う豊かさを育むまちについて。 1点目、市民チャレンジ協働プランに基づき、市民活動助成制度の助成率引上げ、若者市民協働醸成事業など多彩な協働を推進することに当たり、アクティブラーニングの手法を積極的に取り入れることで、お互いを尊重し理解し合える孤立化対策にも有効であると考えます。 将来を見据えた市民チャレンジ協働推進に当たり、アクティブラーニングが有効だと考えていますが、市長のお考えをお聞かせください。 私たちは、初めの質問の対話的考える力になるアクティブラーニングをさらに推進することを願い、将来の半田市の市民力がさらに向上していくと思っています。 2点目、多文化共生について。 日本福祉大学と連携した多文化コミュニケーションスキルを学ぶ留学生との協働により、新たに外国籍市民と日本人との地域交流を促すイベントを開催するとしていますが、市長が期待している効果や目指す多文化共生についてお聞かせください。 また、工場などで働いている外国人は、労働にまつわる問題の解決、病気の初診から治療に関する問題など多くの問題を抱えており、こうした諸問題を解決していけるような半田市であってほしいと思っていますが、市長のお考えをお聞かせください。 ここまでの質問は、私たち会派がこれまで調査研究してきた内容を今後の市政運営に少しでも参考にしていただきたく、その内容と思いを入れさせていただきました。 最後に、市長選挙で、新たな歴史へ。いま、半田イズムをと掲げ、数々の取組目標が示されました。 令和4年度市長施政方針で述べられた内容に、半田イズムで掲げた内容が施政方針にどのぐらい反映されたのか、残された半田イズムをどのように進めていくのか、修正していくのか、お聞かせください。 また、変革へ向けた第一歩予算としていますが、その先のビジョンについてお聞きしまして、質問席からの質問とさせていただきます。     (拍手・降壇)     〔市長 久世孝宏君 登壇〕 ◎市長(久世孝宏君) それでは、志民ネットを代表されての小栗佳仁議員の御質問、学び合い育ち合う、自分らしさと夢を育むまちについての御質問の1点目、(仮称)幸せになるための教育を考える会議の構成メンバーについてお答えいたします。 (仮称)幸せになるための教育を考える会議は、子供たちが自分にとっての幸せとは何か、自ら考え実現する力を身につけるために、教育において何が必要か、何ができるかを議論し提言いただきたいとするものであります。 委員は、有識者や子育て世代の保護者など5名程度を予定しております。 この会議は、学び方の手法を考えるというよりは、幸せになるためにどのような要素が必要かを考え、それを学校でどのように見つけてもらうかなど検討する場としていきます。 御提案のアクティブラーニングの有識者については、現時点では、委員としてお願いをしていく考えはありませんが、議論の過程でそういった分野の知見も必要となれば、ヒアリング等で意見を伺うなどして参考にしてまいりたいと考えています。     (降壇)     〔教育長 鈴川慶光君 登壇〕 ◎教育長(鈴川慶光君) 続きまして、御質問の2点目、地産地消やおいしくて安全な給食を可能にするための新学校給食センターをどのように考えているかについてお答えいたします。 新学校給食センターは、最新の衛生管理基準に適合した施設にするとともに、新たな調理設備として温度や時間のチェック、記録が可能な機器や温度管理システムのほか、肘まで洗うことができる手洗い設備を導入し、衛生管理の向上を図ってまいります。 また、季節の食材や地産食材をより多く取り入れていくとともに、これまで以上に温かいおかずは温かいまま、冷たいおかずは冷たいままの状態で子供たちに届けられるように保温機能のあるコンテナや食缶を導入し、より安心・安全でおいしい給食が提供できるようにいたします。加えまして、新学校給食センターでは、新たに食物アレルギー対応調理室を設置し、食物アレルギーへの対応も向上させてまいります。     (降壇)     〔市長 久世孝宏君 登壇〕 ◎市長(久世孝宏君) 続きまして、御質問の3点目、更新計画における保育ニーズへの対応と民営化に伴う保育士の処遇についてお答えします。 令和5年4月に予定している花園保育園の民営化では、ゼロ歳児保育の実施と1、2歳児の定員増など、低年齢児保育の拡充に加え、市内で最長となる19時半までの延長保育、さらに市内の保育園等で初めてとなる休日保育を実施する予定です。 今後も定期的に保護者のニーズを捉えながら、多様な教育、保育への期待に応えてまいります。 また、保育士の処遇については、公民格差が生じないよう経験年数に応じて賃金が改善される仕組みが構築されており、さらに本年2月からは、保育士の収入を月額3%程度引き上げる制度も実施されており、現場で働く保育士の収入を恒久的に引き上げる事業が始まっています。こうした国の処遇改善制度を活用しながら、保育士の待遇改善と併せて人材の確保に努めてまいります。     (降壇)     〔教育長 鈴川慶光君 登壇〕 ◎教育長(鈴川慶光君) 続きまして、御質問の4点目、アートマネジャーなど専門人材の配置についてお答えいたします。 半田市文化芸術推進計画は、文化芸術をふだんの何げない市民生活や行政などが行う様々な事業の中に取り込み、新たな付加価値を生み出すことで、本市の人づくり、まちづくりにつなげていくための指針として策定いたしました。文化行政の推進に当たり、専門性の高い人材の必要性は認識しています。 本計画におきましても、次世代を担うアートマネジメント人材の育成については触れていますが、現時点では、専門職員としてアートマネジャーを配置する考えはございません。 今後、研修や講座などの開設、また、文化芸術関係団体との意見交換や交流など行政主体のアートマネジメントに限らず、まちなかdeアートなど本市の文化芸術事業に携わる専門家やアーティストの中からアートマネジメントの視点を持った人材を発掘し、こうした人材を中心に半田らしさを感じられる文化芸術施策の体系化や事業展開を図ってまいります。     (降壇)     〔市長 久世孝宏君 登壇〕 ◎市長(久世孝宏君) 続きまして、地球に配慮しながら成長する都市の活力を育むまちについての御質問の1点目、工業用地造成に伴う渋滞への対策についてお答えいたします。 工業団地の造成に伴う渋滞への対応につきましては、まずは交通量調査を実施し、企業誘致に伴う周辺道路への影響を把握します。この結果から必要な道路改良等を検討し、公安委員会と協議を交わした上で必要な対策に取り組んでまいります。また、工業団地等の渋滞は、道路改良など行政が行う取組だけでは解消できないこともあります。企業を誘致する際には、渋滞の状況に応じた時差出勤や通勤車両の削減などについて、企業に対して協力を求めてまいります。 なお、今年度より、臨海部、工業団地、アクセス道路の利便性を向上させるため、行政と企業で勉強会を立ち上げることといたしました。新たに企業誘致する場合においても、官民で話合いが持てる関係を築き、交通渋滞等の地域課題に対応してまいります。 次に、御質問の2点目、ゼロカーボンシティはんだビジョンについてお答えいたします。 令和4年度から創設を予定しております住宅用地球温暖化対策設備導入促進補助金につきましては、愛知県との協調補助により実施してまいります。市民の選択の幅を狭めることとなることから、補助対象製品を国産品に限定することはいたしませんが、脱炭素を進めていく上で欠くことのできない地球温暖化対策設備の導入を促進してまいります。 次に、二酸化炭素の吸収減となる植樹等への補助金に関しましては、現在、あいち森と緑づくり事業や生垣設置補助事業等があります。これらをゼロカーボンの推進の面からもPRすることにより、さらなる活用を促進し、緑化の推進による脱炭素化も進めてまいります。 本市の主要事業である畜産業から排出されるメタン等の温室効果ガスを回収、あるいは抑制するシステムについては様々な研究が進められておりますので、システムが確立した際には速やかに導入できるよう努めてまいります。システム構築自体への補助金の創設は考えておりませんが、回収システムの開発、研究に取り組む企業を誘致する際には優遇制度や補助金等の創設を考えてまいります。 続きまして、健康増進についての御質問、今後の介護予防の在り方についてお答えします。 コロナ禍での活動自粛による高齢者の体力低下が懸念される中、介護予防を推進していくためには、高齢者が、自ら健康的なライフスタイルを構築するための支援が重要であると考えます。そのため、身近な通いの場での交流や社会活動を支援するとともに、個々の体力や健康状態に合った運動プログラムによる自宅での身体機能維持を支援することで、介護予防や健康増進につなげていく予定です。 また、後期高齢者の健診において、フレイルチェックを行うことで介護リスクを早期に発見し、それを改善するための支援など、健康状態や生活の質の向上を目指した介護予防事業を展開してまいります。なお、介護予防は、高齢期を迎えてから行うものばかりではなく、若い世代を含めた幅広い世代を対象とした生活習慣病対策やスポーツ、趣味などの活動を通じ、健康づくりとして総合的に取り組んでまいります。 続きまして、互いを尊重し知恵と力を生かし合う豊かさを育むまちについての御質問の1点目、市民チャレンジ協働推進に当たり、アクティブラーニングは有効な手法だと考えるがどうかについてお答えいたします。 第7次総合計画において、持続可能なまちづくりにチャレンジしていくため、総合計画の個別計画と位置づけた市民チャレンジ協働プランでは、計画の理念を多彩な協働による持続可能な地域づくりとしており、様々な主体がお互いに学び合い成長し合いながら地域課題の解決にチャレンジし、将来にわたって住みやすく豊かな地域づくりを目指していきたいとしております。 また、本プランの推進施策の柱の1つには、共に学び合い育ち合おうを掲げており、協働の事例や実際の協働事業が行われている現場での学び合いも重要な視点と捉えています。これらの考え方は、アクティブラーニングで目指している主体的な学びや対話的な学び、深い学びと共通するものであり、具体的な協働の取組を進めていく上で、参考になる視点であると認識しています。 続きまして、御質問の2点目、日本福祉大学と連携した地域交流事業についてお答えいたします。 この交流事業では、外国籍市民と日本人の親子が一緒に楽しめる文化やスポーツなどのイベントを、多文化コミュニケーションスキルを学ぶ日本福祉大学の留学生のコーディネートにより実施し、参加した親同士のつながりをつくるとともに、外国籍市民と日本人双方に多様性に対する理解が進むことを期待しています。地域における多様性への理解が進むことにより、国籍等を問わず地域を支える担い手として活躍でき、誰もが暮らしやすい半田市となることを目指しております。 続きまして、御質問の3点目、外国籍市民が抱える諸問題を解決できる半田市であってほしいと思うがどうかについてお答えします。 相談窓口に来られた外国籍市民の内容に応じて、関係課で適切に対応し、市が所管すること以外の問題についても関係機関へきちんとつなぐことで、問題が解決するよう支援してまいります。 続きまして、半田イズムについての御質問の1点目、令和4年度に実施する市長公約についてお答えいたします。 令和4年度予算では、ファミリーサポート事業の充実、夏休みなどの長期休暇における子供の居場所づくりの準備、パートナーシップ制度の導入検討、被災地ボランティア派遣事業など市長公約の中で事業実施に向け調整できたものを計上しているほか、課題解決に向けた施策の検討のため(仮称)幸せになるための教育を考える会議や産業振興会議など新たな会議体を設置いたします。 次に、質問の2点目、今後のビジョンについてお答えします。 事業化に至っていない市長公約につきましては、引き続き課題を整理し、どのような取組方がベストかを見極め、早期の実現を目指してまいります。 令和4年度予算は、変革へ向けた第一歩予算と位置づけており、令和5年度以降はさらなるステップアップが図られるよう努力してまいります。 以上で、志民ネットを代表されての小栗佳仁議員の御質問に対する答弁とさせていただきます。     (降壇) ○議長(渡邉昭司議員) 小栗佳仁議員の質問を終わります。 以上で、令和4年度市長施政方針に対する各派代表質問を終わります。 しばらく休憩します。---------------------------------------     午後2時07分 休憩     午後2時22分 再開--------------------------------------- ○議長(渡邉昭司議員) 会議を再開します。--------------------------------------- △日程第3 市政に関する一般質問 ○議長(渡邉昭司議員) 日程第3、市政に関する一般質問を行います。 お手元にお配りした通告一覧の順に行います。 加藤美幸議員の発言を許します。     〔14番 加藤美幸議員 登壇〕(拍手)
    ◆14番(加藤美幸議員) 議長のお許しをいただきましたので質問いたします。 初めに、SDGsとは、誰一人取り残さない社会の実現を目指し、2015年の国連サミットで採択された持続可能な開発目標のことです。2030年を期限とする世界共通の目標で、17のゴール、169のターゲットから構成されています。これは半田市の第7次総合計画にも関連づけ、施策を展開し、SDGsの推進を図っています。 しかし、今、世界を見渡せば、16番目のゴールである「平和と公正をすべての人に」という目標が打ち砕かれ、ゆゆしき事態が起きております。SNSやテレビの画面からその惨状を見るにつけ、一分でも一秒でも早くこの悲しみを止めることを願うばかりです。 さて、この日本においても、見えない敵、新型コロナウイルスとの闘いはいまだ終息の光が見えず、最前線の医療関係の皆様、保育や介護をはじめ様々な職場の皆様にも、多くの心労が山積していることを思います。 感染者が重症化するのは基礎疾患のある方との報告がされ、日頃の健康づくりが重要であると考えられます。「すべての人に健康と福祉を」は、SDGs3番目のゴールとして掲げられています。 第2次健康はんだ計画が2019年に中間評価及び見直しがされました。2023年が計画の最終年度であり、ウイズコロナ、アフターコロナを見据え、半田市のこれからの健康づくりに対し、現状と計画の進捗、課題などを伺います。 また、次年度からの機構改革による健康増進事業の取組体制の変化など伺います。 国や県の計画において、健康づくり市民ボランティアの活動を重視していますが、半田市では会員数は減ってきており課題となっています。協働の在り方についても伺い、新しい計画策定にも生かしていただきたいと考えるものです。 では、通告どおり質問いたします。 主題1、健康づくりの推進について。 要旨1、新型コロナウイルス感染拡大期間中における市民の健康づくりについて。 質問1、以下、7項目について、3か年の実数の推移を伺います。 1、5大がん検診受診率。 2、国民健康保険特定健診受診率。 3、メタボリックシンドローム該当者率。 4、子育て中(3歳児のいる)家庭の喫煙率。 5、虫歯のない子供率。 6、健康はんだマイレージの交付者数。 7、自殺された人の数。 これらは第2次健康はんだ21計画の目標指標となっており、お聞きするものです。 続いて、質問2、新型コロナウイルス感染予防に配慮した生活下で取り組まれた健康づくり事業はどう取り組まれ、評価や課題はどのようですか。 質問3、機構改革やコロナの状況を踏まえ、今後の健康づくり推進事業はどのように取り組みますか。 次に、要旨2、健康づくり市民ボランティアとの協働について。 質問1、保健センターと連携している市民ボランティアの活動は、市民の健康づくりにどのように寄与していますか。 質問2、活動の支援や協働の在り方はどのようですか。 質問3、今後の保健センターと連携している市民ボランティアとの協働や、支援、育成についての見解を伺います。 以上で質問席からの質問を終わります。     (拍手・降壇)     〔健康子ども部長 竹部益世君 登壇〕 ◎健康子ども部長(竹部益世君) 加藤美幸議員の御質問の主題1、健康づくりの推進についての要旨1、新型コロナウイルス感染拡大期間中における市民の健康づくりについての御質問の1点目、検診受診率等の3か年の推移についてお答えをいたします。 市民の健康づくりの一環で実施している各種検診等は、市の健康分野における総合的な計画である健康はんだ21に掲載する目標値を目指して取り組んでいます。 まず、平成30年度から令和2年度までの年度ごとの5大がん検診受診率は、胃がんが7.3%、7.0%、6.5%、大腸がんが33%、32.5%、30.9%、乳がんが13.1%、13%、11.7%、子宮頸がんが14.1%、13.6%、12.6%、肺がんが16.9%、15%、15.6%となっております。 次に、国民健康保険特定健診受診率は、平成30年度が56.8%、令和元年度が56.2%、令和2年度が55.8%となっております。 次に、メタボリックシンドローム該当者率は、平成30年度が25.3%、令和元年度が24.5%、令和2年度が26.1%となっております。 次に、3歳児家庭の喫煙率は、平成30年度が37.6%、平成元年度が35.4%、令和2年度が31.7%となっております。 次に、虫歯のない3歳児の率は、平成30年度が90.9%、令和元年度が91.8%、令和2年度が92.3%となっております。 次に、健康はんだマイレージ交付者数は、平成30年度が1,140人、令和元年度が906人、令和2年度が556人となっております。 最後に、自殺者数は、平成30年が20人、令和元年が23人、令和2年が23人となっております。 次に、御質問の2点目、感染予防に配慮して取り組んだ健康づくり事業の評価、課題についてお答えいたします。 健康は毎日の生活の積み重ねであることから、コロナ禍で制限された生活の中にあっても、健康づくりの活動を継続することは重要です。そのため、換気や消毒、参加者同士の距離を保った上で、人数制限や事業内容を工夫しながら、実施可能な事業については極力実施するよう努めました。 また、新型コロナウイルスへの感染の不安がある方も少なくなく、対面に代えて電話による相談支援を強化するなど、安心して健康づくりに関われるよう配慮しました。その結果、安心して講座に参加できた、健診に行けてよかった、ゆっくり相談ができた等の声をいただくなど、市民の皆様の安心と満足度につながっております。 各種健診については、コロナ禍にあっても見合わせるのではなく、自身の健康のために必要であることを広く広報するとともに、受診期間を延長するなど、柔軟な対応を行ってまいりました。 しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大により中止せざるを得なかった事業もあり、健康づくりを行う機会が減少したり、健診の受診控えによる健診受診率の低下が見られたりしたことから、今後これらをいかに改善させていくかが課題であると認識しております。 次に、御質問の3点目、機構改革やコロナの状況を踏まえた今後の健康づくり事業の取組についてお答えいたします。 令和4年4月実施の機構改革により、若年層への健康づくり、国保特定健診・特定保健指導、高齢者の介護予防など、別々の部署で実施していた健康づくりに関する事業を、保健師等の専門職を集中配置した上で、1つの課で行う体制といたしました。これにより年齢等に関係なく一体的に事業が実施できることとなることから、専門職の強みを生かし、幅広く多面的な視点を持って、切れ目のない連続性のある健康づくり事業を行ってまいります。 今後も、感染予防対策に十分配慮した教室等を実施するとともに、オンラインや動画配信など、参加者が安心して選択できる方法を取り入れながら、健康づくり事業の推進に取り組んでまいります。 続きまして、要旨2、健康づくり市民ボランティアとの協働についての御質問の1点目、市民ボランティアの活動は、市民の健康づくりにどのように寄与しているかについてお答えいたします。 本市では、健康はんだ21計画に基づき、誰もがその人らしく生き生きと生活できるよう、市民一人一人の健康づくりを推進しています。計画の中で、健康づくりボランティアは、健康づくりを行政と共に推進するものとして位置づけられており、地域において栄養教室や健康体操を実施するなど、市民の健康を支える重要な役割を担っていただいております。長きにわたり市民に近い立場で健康づくりを支え、生活する上で重要な食事や運動面での豊富な知識、経験を十分に生かした活動をすることで、半田市民への健康づくりに貢献していただいております。 次に、御質問の2点目、健康づくりボランティアの活動支援や協働の在り方と、御質問の3点目、今後の健康づくりボランティアとの協働や、支援、育成については、関連がありますので一括してお答えいたします。 先ほどもお答えしたとおり、半田市では健康づくりボランティアの皆さんと共に市民の健康づくりを推進してまいりました。そのため、継続的な活動ができるよう、人材の確保、育成や、活動の支援を行う必要があると認識しております。 まず、人材確保や育成の面では、健康づくりボランティア活動の重要性や楽しさなどを市ホームページでなどで広く紹介することで多くの方に興味、関心を持っていただくとともに、新たに活動していただける人材を確保するための養成講座や、必要な知識、経験を習得するための育成研修を開催しております。 活動支援の面では、地域での活動がしやすくなるよう、地域や関係機関に対し役割や活動内容を紹介するとともに、教室や講座を計画する際には、会場確保、参加者募集の手続、企画内容の相談対応などの支援をさせていただいております。 今後も引き続き、市民の健康増進のため、健康づくりボランティアの皆さんと連携して、健康づくりに資する講座や教室を開催するなどの取組を行ってまいります。 以上で加藤美幸議員の御質問に対する答弁とさせていただきます。     (降壇) 先ほどの答弁の中で3歳児家庭の喫煙率の説明をするときに、平成30年度が37.6%、次に、令和元年度と申し上げるところを平成元年度と申し上げました。令和元年度が35.4%と訂正をさせていただきます。おわびして訂正させていただきます。 ◆14番(加藤美幸議員) ありがとうございます。 それでは、再質問させていただきますが、特にこのがん検診のこと、国民健康保険特定健診の受診率の低さというのがとても残念に思いますので、その件について関連して再質問させていただきますが。 先日のこと、地域の方から相談を受けました。同じ集合住宅に住む70代の独り暮らしの方の姿が最近見えないので、部屋を見てくれないかと相談を受けました。近所の方と一緒に伺ったところ、その方は衰弱し、足はむくみ、ひどく体調が悪いようでした。別の日に地域の医療機関を受診するよう促し、すぐに半田病院にて検査を受けるように言われたそうです。既に病巣が広がっていたようで、最短で入居できる施設を紹介されたようです。隣近所の方が手伝って荷物を整理し、引っ越しを手伝って転居されましたが、それから僅か数日で旅立っていかれたと連絡がありました。特定健診、がん検診、もっと早くに検査を受けていれば、もっと彼の人生は長引いて、自分なりの生き方をされたと本当に残念に思います。 がん検診、特定健診を受ける、受けないは、個人の責任や個人の自由な意思でしょうか。ぜひ多くの市民に自らの健康についてもっと関心を持ってもらうべきと考えますが、この受診率の低さについてどのように検討されたか伺います。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) 先ほど答弁で申し上げた数字を見てもお分かりになるように、コロナの影響というのは確実に受けていると思っております。 理由としては、コロナが怖いので、外に出るのが、病院とか健診を受けるのが怖いという理由も聞いておりますので、そういった原因があったのは間違いないということであります。 だけれども、我々としては、健診を受けないことによる害のほうが大きいものですから、健診を受けていただくことのメリットを十分お伝えした上で、今まで健診を控えていた方たちにもぜひ受診していただけるように、現在も呼びかけはしておりますけれども、これからも呼びかけを続けてまいります。 ◆14番(加藤美幸議員) 半田市、がんによる亡くなられる方が多いと聞いております。また、心臓について、脳梗塞など生活習慣病に起因する病気を原因として亡くなられる方も多いかと思いますが、今お答えいただいたこの数値、ここ3年間の数字、ほとんどがだんだんだんだん下がっていくということに対して、呼びかけていきますでは変わらないと思います。 具体的に何か対策について話し合うとか、そういうふうな改善の方法については、どのようにお考えでしょうか。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) なかなかこれをやったら数字が上がるというのは難しいことではありますけれども、例えば、この検診項目のうち、肺がんについては、半田市のほうでは以前より、県下であるとか全国と比べても低い状態でありました。 実際、半田市では肺がんで亡くなる方の割合が全国より統計的にも多いということが分かっておりますので、そういったことも踏まえて、肺がん検診を行うときの検診料、肺がん検診の検診料については今年度から無料化しておりますので、これで直ちに大きく改善するかどうか、これからも推移を見守っていかないといけないんですけれども、具体的にはこういう取組をして、少しでも伸ばしていけたらというふうに考えております。 ◆14番(加藤美幸議員) よろしくお願いいたします。次の数値が向上するように期待しております。 続いて、メタボリックシンドロームの該当者率ですけれども、メタボリックシンドローム、今回のコロナウイルスのワクチンを打つときにも、メタボ率の高い人を優先というようなこともあり、健康づくりにとってはとても重要な項目かと思います。 食育と運動、今のメタボリックシンドロームを予防する活動、それについての改善の方法について伺います。 ◎国保年金課長(早川直樹君) メタボリックシンドローム該当者の率の改善につきまして、やはり基本的に、特定健診を受けていただいた後の特定保健指導、これで生活習慣の改善を図っていくことがまずは大切だと思います。 ただ、コロナ禍において、やはり対面で行うことができないときもありましたので、電話による指導など行ってまいりました。 今後は、電話だけではなく、当初、答弁でもお答えしましたように、オンラインなどを活用して特定保健指導の利用率を上げて、生活習慣の改善に努めていきたいと思います。 以上です。 ◆14番(加藤美幸議員) 今、よく野菜を食べようということで、目ばかり手ばかり350グラムの野菜はこれだけだよというようなことをやっておられると思いますが、特に男性は350グラムの野菜を食べる方法、調理の仕方とか、そういうところが弱いのではないかと思いますが、今は調理実習などができないと思いますが、コロナが明けたアフターコロナについて、その後の大人への食育についてどのようにお考えか伺います。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) 特に若い方へのこの意識づけというのが、以前より課題というふうに認識をしておりました。それに対しては、従来より保育園とか児童センターで若いお母さんたちに向けて野菜摂取の事業を実施しておりましたので、これもコロナで規模は縮小しておりましたが、現在は予定どおり実施できる状況にもなってきておりますので、そういった事業にこれからも力を入れて、若い世代に対して野菜を取ることの重要性を広く普及啓発をしてまいりたいと考えております。 ◆14番(加藤美幸議員) 若い世代だけでなくて、今まで家事を奥さんに頼っていた男性などについても、積極的に進めていただくように要望いたしますが、いかがでしょうか。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) 特定の世代だけということではなしに、幅広い世代に対して訴えていきたいと考えております。 ◆14番(加藤美幸議員) 続いて、子育て中、3歳児のいる家庭の喫煙率について伺いますが、子供のいる家庭において喫煙するという影響の、特に、子供に対して喫煙の影響ということに対して周知されているのではないかと考えます。 以前に私が喫煙、禁煙、受動喫煙防止について質問させていただきましたが、それ以降に5月31日の世界禁煙デーの周知とイベントや禁煙教室や禁煙外来のPRなど、積極的にされてこなかったように思いますが、その点についてはいかがでしょうか。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) コロナ禍の状況ですので、例年だと実施できていたような啓発事業、一部中止になっていることも承知はしておりますが、やれる範囲で喫煙、禁煙の啓発というのは実施をしております。 ◆14番(加藤美幸議員) そんなによその市町と比べても推進事業の内容は多くないと思いますし、実際に喫煙の害などについて、5月31のときにロビーなんかでも展示されていなかったように思いますので、もっと積極的にやっていただくように期待しますが、今年度から来年度、今度の5月31日に向けて、どのようにされる予定でしょうか。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) キャンペーン的なものを、今、徐々に通常どおりにやれる状態になってきておりますので、啓発キャンペーンについてこれからどんどん力を入れていきたいと考えております。 ◆14番(加藤美幸議員) 続きまして、虫歯のない子供率について伺います。 8020、80歳で20本という表彰制度を保健センターがずーっと長いことやっておられますが、それこそ先ほど市長さんが言われたように、若い世代からの健康づくりの積み重ねがつながるというふうに思っています。 子供たち、特にうちにいる期間もコロナで長かったかと思いますが、子供に対する虫歯予防、あるいは口腔ケアの必要性について、今後どのように取り組まれていきますか、お伺いします。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) 今までも子供さんの歯のケアについては、乳児健診のそういった機会を使って、お母さん方に意識づけをしてまいりました。 こういった地道な取組のせいだと思いますけれども、具体的に虫歯のない子供さんの率というのは確実に上がってきておりますので、こういった地道な取組はこれからも続けていきたいと考えております。 ◆14番(加藤美幸議員) よろしくお願いいたします。 それでは、6番目の健康はんだマイレージの交付者数ですが、コロナ禍においては個人個人の健康づくりというのが、よく歩いてみえたりとか、活動されていたかと思いますが、この健康マイレージの交付数が平成30年は1,140人、令和元年が906人、令和2年は556人とどんどん減っています。 これは健康マイレージ事業というのがマンネリ化したりとか、本来であれば、個人個人が一人一人の健康づくりに取り組まねばならない、取り組んでいたのかもしれないですけれども、健康マイレージに関わる人がずっと減っていたということは、この事業の在り方について見直すべきと考えています。 特に、私が以前にも提言させていただきましたように、愛知県がアプリ化を導入、アプリ、あいち健康プラスといって、スマホで健康マイレージ、歩数計であったりとか、自分の体重を入力するとBMIが測れたりする、そういう便利な機能が備わっているんですけれども、ほとんど、愛知県の市町村のうち半分近くはこのアプリを導入しているんですけれども、半田市においては健康マイレージの取組の改善として、このアプリの導入というのを検討されていなかったんでしょうか、お伺いします。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) 以前よりこのアプリの導入については検討はしてきております。議員からの一般質問でも御質問がありましたので、その際にも検討してきた経緯はお答えはしております。 ◆14番(加藤美幸議員) なぜ始めなかったんでしょうか、伺います。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) 導入することのメリットもありますけれども、導入で、じゃ、全てがうまくいくというわけではありませんので。 あと、費用の面もございますので、この費用対効果というのも検証して、まだ今は導入の時期ではないというふうに判断をしております。 ◆14番(加藤美幸議員) 導入する場合に、費用ってどのくらいにお考えになっておられましたか。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) 県のほうにも確認しておりますけれども、大体15万から20万円程度というふうに聞いております。 ◆14番(加藤美幸議員) 豊橋とか、ほかの市町で先進的なところは、自分のところでオリジナルのアプリをつくっているんですけれども、そうしたらもっとお金がかかるかと思うんですけれども、それを愛知県がつくってくれた15万から20万以内で済むようなアプリを導入すれば、それで健康づくりに役立つと思うんですけれども、15万から20万かかるものが費用対効果として、それは高いと考えたんでしょうか、伺います。 ◎健康子ども部長(竹部益世君) このアプリにつきましては、以前も議論をさせていただいたところだと思います。民間のアプリを、独自用の、使っていらっしゃる方も当然いらっしゃいます。それから、その後の、企業と私どもでタイアップして、いろいろとプレゼントをさせていただくんですけれども、そういったところが半田市独自の取組として、半田市のほうが充実しておるということで、今の対策を、今の事業をそのまま継続しようという判断を今はしております。 ◆14番(加藤美幸議員) では、絶対、愛知県のアプリは導入しないということなんですか。 ◎健康子ども部長(竹部益世君) 今の比較の中では、半田市のやり方のほうがいいというふうに思っています。 ただ、いろんなことは、これからも研究していく必要があるかと思っております。 ◆14番(加藤美幸議員) 今回伺ったところによりますと、国立長寿医療研究センターと提携した中で、スマホアプリを使用した活動促進や運動を行う運動コースなどがあるとか、スマホを使って高齢者がやるということですよね。高齢者がアプリを使ってやる。 一般市民に対して紙媒体で何かをしてもらうというような、そういうやり方は適切でしょうか、いかがですか。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) 今のところ、半田市のやり方でうまくいっていると認識はしておりますが、このやり方で今後いくかどうかというのはこれからも検討していきますので、もっといい方法があるという判断に至れば、マイレージの実施方法についても変更していくことはやぶさかではございません。 ◆14番(加藤美幸議員) もうちょっと柔軟に市民の声を聴いていただけたらなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、7番目の自殺者の方なんですけれども、今、令和3年度は数値は出ていないんですけれども、自殺された方、その御家族、あるいは自殺未遂者も含めて、何か相談体制とか、ケアとか、そういうようなことというのはやっておられますか。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) もし保健センターのほうにそういった御相談があれば、当然、真摯にお話を伺って、必要に応じて関係機関のほうにつなぐといったことを実施しております。 ◆14番(加藤美幸議員) ゲートキーパーの講座というのは、この期間中はされていなかったんでしょうか。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) コロナ禍の間、ゲートキーパーの養成講座、例えば、民生委員さんに対して実施する予定であったんですけれども、予定どおりにいかなかった時期もありましたが、現在は当初目標としていた地区に対して、ゲートキーパーの養成講座を実施することができております。 ◆14番(加藤美幸議員) それでは、質問2のほうに移りたいと思いますけど、新型コロナウイルス感染予防に配慮した生活下で取り組まれた健康づくり事業について、全体的に足りないところ、できなかったところはどう補ったか。受診控えで病気が重症化したとか、そういうことは感じておられなかったでしょうか。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) コロナの影響を受けて、じゃ、ふだんの年と比べて何か悪い状況になる人が増えたとか、そういった感触はございません。そうならないように、コロナ禍の間の事業の進め方であるとか、相談体制については柔軟に対応してまいりましたので、特段問題があったというようには感じてはおりません。 ◆14番(加藤美幸議員) それでは、質問3のところで、機構改革やコロナの状況を踏まえて、今後の健康づくり推進事業はどのように取り組みますかということについて伺いたいんですけれども。 市長は施政方針で、健康増進については、若い世代から高齢者まで幅広く生活習慣の見直しや改善、社会で支える健康づくりなど、健康増進に関する施策を総合的に実施すると言っていますが、具体的にどう変わるんでしょうか。 ◎健康子ども部長(竹部益世君) これまで3つの課で、それぞれ健康増進について取り組んでまいりました。それらを1つの課で集約をして、事業をしてまいります。 こうしたことで、幅広い年齢に対して健康づくりを一貫してできるような体制に持っていけるということであります。 ◆14番(加藤美幸議員) 場所なんですけれども、保健センターは母子健診とか、赤ちゃんの健診とか、そういうことをやられるというふうに説明を受けたわけですけれども、実際、このような健康づくりというのはどこでやるんでしょうか。どこに市民の人は行って、講座を受けたりとかするわけでしょうか。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) 保健センターの建物からは、事務職員は常駐はいたしませんが、例えば、健康づくりの事業を保健センターでやらなくなるわけではありませんので、必要があれば、この職員が保健センターに来てそこでのフロアを使って、健康講座、健康づくりに関する事業は、来年度についても実施を進めてまいります。 ◆14番(加藤美幸議員) 拠点となるのはどこなんでしょうか。拠点、健康のことに対して相談に行けばいい。保健センターは事務所の方が、事務所というか、常駐の方がいないわけですよね。そして、それは、じゃ、機構改革によって、市役所の何階のどこへ行けばってすぐ分かるわけですか。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) 相談課としては、本庁1階に新設される健康課になります。 ◆14番(加藤美幸議員) 保健センターがあれば、例えば、保健センターの2階の大きなホールでいろんな健康講座をやったりとかするわけですけれども、こっちに、本庁のほうに来た場合に、本当に体操だったりとか、栄養指導だったりとか、調理実習であるとか、そういうのはまた保健センターの建物のところへ行くんでしょうか。それか、あるいは、地域の公民館であるとか、そういうところに、時と場合によってまちまちにやるということでしょうか。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) 市の主催する事業については、今までどおり、保健センターの建物を使って実施をいたします。 ◆14番(加藤美幸議員) これまでもなんですけど、いろんな健康講座を地域のところでやっていたりとか、図書館でやったりとか、何か……。 いいんですよ。地域の拠点、かつて私がネウボラを推進と言って、地域のところに地域の保健師がいるというのが理想で、身近なところで健康づくりについて取り組んでもらえるというのがいいなというふうに提言して、取り入れられていないんですけれども。 保健センターが拠点というところは、相談はこの市役所だけど、いろんな講座なんかは保健センターにある建物ということでよろしいでしょうか。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) そのとおりであります。市の事業については、今までどおり、保健センターの建物を使って実施してまいります。 ◆14番(加藤美幸議員) 先ほどから総合的に健康づくりについて取り組むというふうに市長の施政方針でもあったんですけれども、健康づくり事業の推進に取り組んでまいりますというふうにあったんですけれども、それであれば、例えば、今回、運河沿いに蔵の橋ができましたよね。そうすることによって、あの運河沿いをウオーキングできるんじゃないかなというふうに思うわけです。 今、七本木池だったりとか、宮池だったりとか、多くの方が健康づくりのために歩いてみえるんですけれども、観光客のためではなくて、半田市民のための日頃から健康づくりができるような、そういうような体制、新しく機構改革をするのであれば、このまちがそこどこで健康づくりができるような体制というふうに、新しくいろんな計画をつくるのであれば、そういう思いは、健康の「幸」は幸せ、健康で幸せのまちづくりということで、健康都市宣言されている市町村もあるんですけれども、そのようにする、そのように取り組むというような、保健センターじゃないですけど、町全体がそういうようにというような思いはないでしょうか。 ◎健康子ども部長(竹部益世君) 今までも庁内連携で健康増進事業を進めてきました。ただし、今回の機構改革で実施したいのは、いわゆる専門職、人をまず集約、それから健康増進に対する施策を集約することで、そうすることによって効果的な施策、対策を見いだしていくことができるじゃないかということで実施するものです。 ですので、いろんな検討、戦略は1階の健康課、市役所でやっていきますが、保健センター、それから、地域に当然出向いて事業することがいっぱいあります。これは、実践する場は、半田市全域だというふうに考えております。 ◆14番(加藤美幸議員) 今、いろんな課に分かれているところを集約するというふうにおっしゃいましたけれども、それは効率的にやるということだと思うんですけれども、健康づくりの本当に私たちが頼りにするのは、専門性の知識を持った方、資格を持った方だと思うんですけれども、そういう方たちの増員とか。今ある人たちを一緒にして、効率化するというような考えなんでしょうか、同じ人員で。 本当だったら、例えばもっと細かく一人一人の市民、いろんな方たちに対してアプローチするように、増員を図るべきではないかと思うんですけれども、そういう体制についてはどうなんでしょう。 ◎健康子ども部長(竹部益世君) 効率化、縮小するというような考えは持っておりません。さきほど申しました、いろんな事業を集約することによって、新たに見えてくるものがきっとあると思っています。よっては、事業を再編したり、選択と集中ということもあるかもしれません。 中期的、短期的に成果を出せるようなことをこれから考えていきたいというふうに思っています。 ◆14番(加藤美幸議員) では、要旨2のところで、健康づくり市民ボランティアとの協働についてなんですけれども、やはり、もちろん重要になるのは、専門的な知識を持った方の資格を持った方、職員の方々なんですけれども、本当に市を挙げて健康づくり、健康になろう、みんなが、企業も、市民も、NPOも、地域のボランティアもそうですけれども、みんなお医者さんにかかる前に健康づくり、自分の健康、大事だよねというふうに取り組むような意気込み、意気込みというんですか、そういうの、大事かと思うんですけれども。 以前、半田市においては、いろんな団体が、いろんな主体、いろんな健康づくりの団体が年に1回、健康フェアとかやっていて、連携して市民に対して啓発事業をやっていたんですけれども、市民の役割、市民団体、市民ボランティアの役割ということに対してはどのようにお考えでしょうか。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) 市民への健康づくりというのは行政の力がなければなし得ませんので、それを行政と一緒に担っていただくのが健康づくりの市民ボランティアさん、あと、団体さん、個人の方も含めてとなりますので、そういった方たちと共に健康づくりのほうに進めていかないと、なし得ないということというように考えてはおります。 ◆14番(加藤美幸議員) 先ほどから、例えば、特定健診とかの受診率が低かったりとか、健康マイレージのことであったりとか。健康づくりに対して市民が意見を言うとか、話し合うという協議体というのは今ありますか。関わる人たちがどうしたらこうしたらもっといいんじゃないかとか、こういうようなことを話し合うような。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) 今はそういった組織はございません。 ◆14番(加藤美幸議員) かつては健康増進会議みたいなようなことがあったのではないかと思うんですけれども、今、健康づくりに関しての会議体というのは、健康づくり推進協議会ですか、それは健康はんだ21計画の策定とか、そういうときにだけ設置というか、呼びかけられるような場とかと思うんですけれども、こういう計画があるときに、毎年、何度か見直したりとか、評価したりとか、新しい意見を出したりとか、あとはいろんな団体が連携したりとかするときに、市民が関わるときに、市民が会議で意見を言う場が必要じゃないかと思うんですけれども、新しい体制になったらそういうことも必要ではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎保健センター事務長(沼田昌明君) 現在は、議員のおっしゃったとおり、市の健康の計画の策定であるとか、見直しの際に招集させていただいて御意見をいただく、そういったタイミングで御参加をいただいております。それ以外に何か特段の必要性が出てまいりましたら、そういったときにも御意見をいただけるということになっておりますので、必要があればお話は伺っていきたいと思っております。 あと、今現在、保健センターと連携している健康づくりの団体さんともふだんからお話はさせていただいておりますので、その中でいろいろ情報交換はできておりますので、一定程度の話合いはそういった形でできているというふうに認識をしております。 ◆14番(加藤美幸議員) 様々な団体もあるわけですけれども、私たちの健康は私たちの手でつくるというような、市民活動団体はそういう趣旨のところもありますので、ぜひそういうところを活用して、市民団体とか、そこには行政ももちろん入ったりとか、医療機関の人、専門家だったりとか話し合って、どうしたらいいかというところの話合いの場、会議体というか、そういうところをつくるべきと考えますが、市長、どのようにお考えでしょうか。 ◎市長(久世孝宏君) 会議体なんですけれども、今、加藤議員が言われて、なぜというか、市民の意見を聴いたほうがいい。それは聴いたほうがいいとは思います。それは、今もいろんな団体と担当職員が聴いているという状況から、さらにそういう会議体をつくることによって何がどう生まれてくるかというのが、今、すみません、恥ずかしながら、僕の知識がついていっていないかもしれないんですが、そこまで判断に至らないところです。 先ほど来、部長、課長の答弁をしておりますが、僕は市民と一緒にいろんなことをつくり上げていくということは言わせていただいているので、当然、必要であれば、そういうのはつくっていくつもりでおります。ただ、今ここで会議体をつくって何をどういうふうにしていくかという目的が残念ながら分からないものですから、現時点ではそういうものをつくる考えはありません。 ◆14番(加藤美幸議員) ぜひもう一回、健康づくりに対して市民は本当に何が大事かというところで、健康が大事というふうに皆さん思っておられるし、個人の健康づくりというのに責任を持って、自分の体は自分でつくる、健康づくりに寄与するというふうに考えておられる方が半田市民、多いと思いますので、それにいろんなところで、地域でも健康体操をやったりとか、様々な活動をやっておりますけれども、それも見える化して、どうしたらいいかということをぜひ年に1回でも2回でも3回でもいいので話し合う場、今のままの健康づくりではなくて、もっと柔軟になっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(渡邉昭司議員) 加藤美幸議員の質問を終わります。 しばらく休憩します。---------------------------------------     午後3時18分 休憩     午後3時33分 再開--------------------------------------- ○議長(渡邉昭司議員) 会議を再開します。 水野尚美議員の発言を許します。     〔3番 水野尚美議員 登壇〕(拍手) ◆3番(水野尚美議員) 議長のお許しをいただきましたので、さきの通告に従い質問いたします。 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための自粛生活により、私たちの生活様式は一変しました。そして、2年の歳月が過ぎた今もなお制限のある暮らしは続いており、心身の健康に与える影響はとても深刻化しています。 高齢者の健康に深刻な影響が出ていることが筑波大学大学院の研究グループの調査により明らかになりました。調査に当たった専門家は、人と会って話をし、笑い声が出るような時間が重要で、そういう機会をどうやってつくっていくのかが課題、外出不足による心身への影響はあまり知られておらず、対策も進んでいない、健康二次被害ともいうさらに深刻な問題が生じることを予測し、予防に取り組むことが大切と、対策の必要性を指摘しています。 また、子供たちに及ぶ影響について、ゼロ歳から高校生までを対象に国立成育医療研究センターが行ったアンケート調査の報告によると、何らかのストレスを感じている子供は全体の70%以上になったとのこと。外出が減り、家に閉じ籠もる中、ゲームやスマートフォン、テレビなど、画面を見る時間が増えていることも子供たちの全般的な発達に影響を及ぼしており、特に6歳未満の幼い子供たちの間では顕著とのこと。一方、中学生や高校生などは、勉強や将来に対して不安を抱き、中等度以上の鬱症状が25%見られたと報告されています。 このように、幼児から高齢者まで全ての人が、長きにわたる自粛生活の中で何らかの影響を受けていることは明らかです。また、妊産婦の方や、障がいや病気でマスクの着用が困難な方から、外出がままならず、不安を抱えながら日々を過ごしているという声も聞いています。 新型コロナウイルスが人に与える影響がこれ以上深刻化しないよう、人との関わりを避けて閉じ籠もる生活から、人が関わり合う生活へと徐々に切り替えていく必要性を感じています。市民の命と暮らしを守る行政として、アフターコロナに向け、半田市内の様々な公共空間を活用し、市民の気持ちが明るくなれる取組を考え、可能なことから始めていくことが大切だと思います。 国土交通省では、既存の都市施設について現状とは異なる用途や領域で利用することを推進しており、全国の市区町1,339件を対象にアンケートを行っています。 平成27年に公表されたアンケート結果では、現状とは異なる用途や領域で利活用することが可能と思う公共空間の有無について、可能性があると答えた自治体は82.8%、ないは17.2%となっています。また、活用できる空間の施設別についての回答で一番多いのが公園の48.6%、次に多いのが官公庁施設の44.1%、その次が学校・図書館、その他教育文化施設の36.8%となっています。 半田市の公共空間は半田市内にいろいろありますが、今回はこのアンケート結果を参考に、そして半田市民皆様からいただきました声により、主に3つの公共空間について質問いたします。 主題1、公共空間の利活用。 要旨1、図書館・博物館の共有空間の活用について。 質問1、図書館・博物館の来館者を増やすため、または魅力を伝えるために、共有空間ではどのような取組を行っていますか。 質問2、図書館・博物館共有空間の活用について、市民からどのような声を聞いていますか。 図書館は、読みたい本や調べ物など、目的があるから行く場所ですが、近年はその固定概念を覆し、読みたい本や調べたいものは特になくても訪れたい、交流できる図書館、居場所としての図書館となるよう取り組んでいるところが増えています。 島根県益田市立図書館などは、図書館を英語で表すLibraryとぶらりと来るという意味を掛け合わせたネーミング、来ぶらりマルシェを図書館前の空間で、おおむね月に1回、登録団体の方々が継続開催しています。 半田市では、赤レンガ広場や運河沿いなどでマルシェを開催していますが、図書館・博物館でも継続的に取り組むことにより、新たな来館者や図書館・博物館に関わる人が増えるなど、人と人の交流が生まれる空間になると思います。 そこで質問いたします。 質問3、図書館・博物館の共有空間を活用し、新たな来館者を増やす取組にチャレンジすることを提案しますが、見解はいかがですか。 市役所は毎日多くの方が来庁されます。暮らしに関する手続など、コロナ禍においても来庁しなければならないことがあります。そんなとき、市役所にほっとできる安らぎの空間があったらとてもよいと思います。また、コロナの影響を受け、活動の機会が減少しているNPO法人や市民活動団体を応援する空間にもなると考えます。 市庁舎1階の市民ロビーや、市民情報コーナー、そして市庁舎外、北側の緑の運河やごん吉くんひろばの在り方、使い方などについて市民の方から御意見をいただいており、私自身も市庁舎の中や外の空間に関して、さらなる有効活用の可能性を感じているため、質問いたします。 要旨2、市庁舎内外の活用について。 質問1、旧市庁舎の1階空間で昼食や衣料品などの庁内販売を行っていた理由、新市庁舎建設に伴い庁内販売を廃止した理由を伺います。 質問2、市庁舎1階、市民ロビーの使用基準はどのようですか。 質問3、市庁舎正面玄関北側、緑の運河、ごん吉くんひろばを含む周辺の空間は、どのような目的で整備されたのですか。 質問4、市庁舎内外の公共空間を市民にも活用していただき、優しさあふれる豊かな場づくりを提案しますが、見解はいかがですか。 半田市には様々な公園が点在しています。健康増進や安らぎの場として公園を利用される方が多い中、多様な世代が触れ合いながら今以上に楽しめる、新たな空間として活用ができる可能性を感じます。先ほどのアンケートにもあるように、活用ができる空間として回答が一番多かったのが公園です。今回はその中で、半田市の地区公園について質問いたします。 要旨3、公園の活用について。 質問1、雁宿公園駐車場内にコンビニエンスストアを新設したのはなぜですか。また、撤退までの経緯について伺います。 質問2、公園駐車場でのキッチンカーなどの出店について考えを伺います。 豊島区が小さな公園活用プロジェクトを推進しています。新しい使い方や楽しみ方を形にしたい、そんな思いで始めた取組ですが、地域とまちの人と育てていく、「ともに育つ公園。」として展開していることはとてもよいと思います。 公園の規模は違いますが、半田市でもこの考えと取組内容を参考にして、自粛生活により疲れた心身が安らぐ場として、公園の利活用に取り組む考えがあるか、質問いたします。 質問3、公園の特性と立地を生かしながら、人と人が交流し、楽しく過ごせる場となるよう、新たな憩いの空間を市民と共に創ることを提案しますが、見解はいかがですか。 今回、聞き取り調査を進めるに当たり分かったことは、市民の皆様が公共空間でチャレンジしてみたいことがあったとしても、どこの誰に相談したらよいのか分からない、また、直接問い合わせるにはハードルが高いということが分かりました。 金沢市が作成している公共空間使い方ガイドは、公共空間の活用について市民の疑問を解決するため、市内の公共空間を利用する際の相談・申請窓口や提出書類など、必要な情報をまとめたもので、とてもよいと思います。 そこで質問いたします。 要旨4、活用の相談窓口について。 質問1、公共空間を有効活用しやすくするため、また、さらなる協働のまちづくりを促進するため、公共空間使い方ガイドの作成を提案しますが、見解を伺います。 最後に、久世市長はこれまで様々な場面や、令和4年度市長施政方針でも、「人がまちを育み まちが人を育む『チャレンジあふれる都市・はんだ』」の実現に向け、私自身が先頭に立ち、職員と共にチャレンジをする、また、「やれない理由を並べるのではなく、やれる可能性を探し出す」、そのことを政治信条とし、明言されています。 今、コロナの影響を受けている市民の皆様に寄り添い、未来に希望が持てるよう、そしてまた、公共空間が誰のためにあるのかをいま一度深く考え、アフターコロナに向けて緩やかに動き出す半田市であることを望んで、質問席からの質問を終わります。     (拍手・降壇)     〔教育部長 岩橋平武君 登壇〕 ◎教育部長(岩橋平武君) 水野尚美議員の御質問の主題1、公共空間の利活用についての要旨1、図書館・博物館の共有空間の活用についての御質問の1点目、図書館・博物館の来館者を増やすため、または魅力を伝えるための共有空間における取組についてお答えをいたします。 1階のエントランスホールでは、定期的な読み聞かせ会や、図書館・博物館で募集した作品の展示などを行っています。コロナ禍になる前には、ファミリーコンサートや童歌の会などの開催、おはやしの披露のほか、市役所各課からの求めに応じた展示やPRスペースとして、また、がんに関する相談窓口の設置なども行いました。 屋外のスペースについては、としょかんまつりでのリサイクルコーナーのほか、協和地区祭礼における山車の集結場所としてや、商店街が開催する二ツ坂カーニバルの会場としてなど、地域の活動にも利用されています。 御質問の2点目、共有空間の活用について、市民からどのような声を聞いているかにつきましては、図書館・博物館とも、駐車場についての御意見は度々頂戴するものの、共有空間の活用についての御相談や御意見を直接頂戴したことはございません。 続きまして、御質問の3点目、共有空間を活用した新たな来館者を増やす取組についてお答えをいたします。 図書館も博物館も、老若男女を問わずどなたでも利用できる施設であり、共有空間を様々な世代の方が集う場所として利用していくことは、図書館・博物館の活性化につながるものと考えています。本を借りに来られる方、調べ物や学習、観覧で利用される方たちの妨げにならないことが前提とはなりますが、共有空間を利用して何かやりたいとのお声があれば、新たな取組として一緒に検討してまいります。     (降壇)     〔総務部長 坂元照幸君 登壇〕 ◎総務部長(坂元照幸君) 続きまして、要旨2、市庁舎内外の活用についての御質問の1点目、旧庁舎での衣料品等の販売を行っていた理由と、新庁舎で庁内販売を廃止した理由についてお答えいたします。 旧庁舎では、行政財産の有効活用による使用料の確保と、福利厚生面の環境充実を図るために、衣料品やパンの販売などを行っていました。 一方、新庁舎では、レストランや売店を庁舎1階に設置し、市民や職員の飲食等のニーズを一元的に充足する形とし、運営事業者の安定経営も考慮して、旧庁舎で行っていた販売等は取りやめた経緯となっています。 次に、御質問の2点目、市庁舎1階、市民ロビーの使用基準についてお答えいたします。 庁舎1階、市民ロビーは、半田市庁舎管理規則に基づき使用しており、物品の販売等の行為は許可を取っていただくこととしていますが、レストラン等の運営業者の安定経営を資する点から、原則として物販等の行為は認めておりません。 また、庁舎は施設の用途として、他の公共施設で実施しているような貸館利用は行っておらず、市の主催、共催する事業や会議以外では使用できない運用としています。 次に、御質問の3点目、正面玄関北側、ごん吉くんひろば等の整備目的についてお答えいたします。 庁舎建設時に定めた基本構想では、高い防災性や町並みとの調和などを施設の使用コンセプトに含めています。庁舎は、市の顔として半田市のランドマークとなるよう整備したと同時に、津波、高潮の発生時の緊急避難場所に位置づけております。また、敷地内に災害時に炊き出し等もできるように広場を整備しています。 次に、御質問の4点目、市庁舎内外の公共空間をより市民に使っていただけるような場づくりの提案についてお答えいたします。 これまでも1階ロビーは、県内産の花卉を用いたディスプレーをはじめ、赤い羽根共同募金の絵画など各種展示、コロナワクチンの受付会場などで活用しています。 また、ごん吉くんひろばも、市内障がい者支援団体、施設、特別支援学校合同によるヒマワリのプランターの展示や、はんだ山車まつりの会場の一部など、多くの市民に御利用いただいております。 今後も、福祉、教育、観光、産業等の行政の担当課が関わる中で、より活用が図られるように努めてまいります。     (降壇)     〔建設部長 大山仁志君 登壇〕 ◎建設部長(大山仁志君) 続きまして、要旨3、公園の活用についての御質問の1点目、雁宿公園にコンビニエンスストアを建設した経緯についてお答えいたします。 雁宿公園には以前、売店があり、公園利用者が利用しておりましたが、施設の老朽化により利用者が減ったことから閉店となった経緯があります。その後、平成26年度から公園を新たに再整備するに当たり、利用者の利便性の向上とより魅力的な施設とすることを目的にコンビニエンスストアの公募を行い、平成30年4月の誘致に至ったものであります。 このコンビニエンスストアはフランチャイズでオープンしましたが、思ったように売上げが伸びず、1年を待たずに一時休業となりました。その後、本市としても継続を強くお願いする中、売場の改装などに加え、本部により直接営業が行われましたが、客足が伸びることはなく、令和元年7月に閉店となったものです。 次に、御質問の2点目、公園駐車場へのキッチンカーなどの出店についてお答えいたします。 公園駐車場は公園利用者のための駐車スペースではありますが、公園の利用者に支障を及ぼさない範囲であれば、キッチンカーなどの出店をすることは可能であります。実際に雁宿公園では、昨年、コンビニエンスストア跡地の一部を利用したキッチンカー等の出店の相談があり、その際には出店が可能である旨をお伝えしております。 新型コロナウイルスの影響からか、その後の相談はありませんが、このことは公園を訪れた方の利便性の向上や地域の活性化にもつながることになりますので、今後も出店していただける方に向け、積極的にPRをしてまいります。 次に、御質問の3点目、公園の特性と立地を生かした新たな憩いの空間の創造についてお答えいたします。 公園は、潤いや安らぎ、憩いの場であり、人々がレクリエーションを楽しみ、交流する場であるとともに、リモートなどでは体験できない、五感で感じるリアルな体験ができる場所であります。日頃から子供たちが遊具で遊んだり散歩をしたりするのに加え、広場では早朝から多くの人が集まりラジオ体操が行われたり、友達と昼食を楽しむ場として活用されており、コロナ禍において身近にある貴重なオープンスペースとなっております。 こうした日常的な利用のほかにも、公園は多種多様な利用ができる施設であり、例えば、任坊山公園では、子供たちが昆虫など自然を観察する会が開かれたり、公園に訪れる野鳥のために親子を対象とした巣箱作りを行うといった利用がされているほか、青山地区の公園では、地域の交流を深めるために、親子を対象として流しそうめん大会を行うといった取組もされております。 公園の活用の仕方は、こうした事例も含め多くの可能性を秘めておりますので、今後、これまでの活用事例などに加え、新たな発想による利用方法について利用する方の意見も伺いながら共に考え、その事例を皆さんに周知、紹介することで、公園をより有効に御利用していただけるよう取り組んでまいります。     (降壇)     〔総務部長 坂元照幸君 登壇〕 ◎総務部長(坂元照幸君) 続きまして、要旨4、活用の相談窓口についての御質問、公共空間使い方ガイドの作成についてお答えいたします。 公共施設は、設置目的や利用ルールに則して市民に広く公平に御利用いただけるよう運用するものであり、利用者目線に立ち、公共空間が一層有効に利活用されるようにすることは、市民協働の推進という点からも重要であります。 そこで、御提案にありますように、ホームページに公共施設の利用に係るまとめサイトのページを用意し、これまでの利用実例を紹介したりするなど、半田市版の公共空間使い方ガイドを作成し、利用者が使いやすくなるような取組を実施してまいります。 以上で、水野尚美議員の御質問に対する答弁とさせていただきます。     (降壇) ◆3番(水野尚美議員) 御答弁ありがとうございます。 再質問させていただきます。 まず、図書館・博物館のほう、いろいろな今、取組をしていただいていることはもちろん存じ上げておりますし、今後もいろんな共有空間を使ってやっていただきたいというところと、最後、共有空間を利用して何かやりたいというお声があれば、新たな取組として一緒に検討していただけるという御答弁でした。 先ほど御紹介した益田市立図書館の外、中ではなく、外の部分の広場を使って、例えばマルシェのようなことをやっていくことも、この中で御相談があれば、対応はしていただけるというふうに、そのように解釈してよろしかったでしょうか。 ◎図書館長(山下由美君) 市民の方からそういったような御提案があれば、一緒にどのようなやり方だったらできるかという方向で考えていきたいと思います。 以上です。     〔「ちゃんとやってくれよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邉昭司議員) やじには答えなくて結構です。 ◆3番(水野尚美議員) よろしくお願いします。 では、次、市庁舎内外の活用について再質問させていただきます。 市民ロビーのところに設置していただいております一枚板のすばらしいテーブル、あれは御寄附かと思いますけれども、確認です。御寄附でしょうか。 ◎総務課長(山本勇夫君) 市民の方からの寄附でございます。 ◆3番(水野尚美議員) 非常にあれはすばらしい一枚板で、今活用していただいているのを見ると、いろんな作品が、工業高校の生徒さんの作品が展示、飾られてあったりとかもします。今日なんかですと、生ごみの減量乾燥機の紹介とかがされていて、そのように利用されています。いろんな利用をしていただいているんですけれども、一枚板のあのすばらしいテーブル、御寄附いただいたものを今の現在の活用の仕方で、あれでいいというふうに、あれで満点というふうに考えておられるか、教えていただけますでしょうか。 ◎総務部長(坂元照幸君) 現在は御寄附いただいた御披露ということであそこの場に置かせていただきますが、今後、あれをずっと置かせていただくということではなくて、より有効な使い方があれば、またあちらを移動させて、違った使い方に。あれがベストとは考えておりません。 ◆3番(水野尚美議員) 確かにベストではないかもしれませんが、例えば、市民の方たちが、前もこの答弁の中にございましたように、愛知県のほうで花が先月まで定期的に飾られていて、来庁者の方から、あれは本当にすばらしい空間の使い方だというふうに言われています。あのように、入ってきたときに気持ちがほっとしたり華やぐような、そういう空間であってほしいというふうに思うんですね。 となれば、あの一枚のすばらしいテーブルも、いろんな市民の方たちのすばらしい作品を展示したりとか、そういう活用の仕方もあるかと思うんですけれども、そういうことというのは相談したときに対応していただけるのか、先ほどの答弁の中で、一切、そういうことはもう、市民の方たちとか、いろんな方たちがあそこを活用することはできずに、行政のほうのいろんな紹介であったりとか、そういうことであの空間は使っていくんだというか、どちらでしょうか。 ◎総務部長(坂元照幸君) 市役所が行政事務を行う公用財産ということで、賃貸しとか場所貸しみたいな扱いはしないんですが、皆さんに有効に使っていただくために、いろんな福祉分野ですとか、観光分野、そういったところの関係課と共催とかという形で有効にあの場所を御活用いただくことは、ぜひ進めていただけたらなというふうに考えております。 ◆3番(水野尚美議員) せっかくある空間ですので、新庁舎になってから本当に市民の方たちからも、あの空間はすばらしいというふうに言っていただけるのであれば、行政財産ですから。勘違いをしてはいけないのが、行政財産なのですけれども、管理運営をしていく立場であって、行政だけの建物ではないし、行政だけの空間ではないので。ですから、やはり市民の方たちの声に応えていくという、そういう姿勢で、あの空間のことも考えていただけたらというふうに思いますので、そこはよろしくお願いいたします。 では、外。3番目、緑の運河、ごん吉くんひろばの整備目的ですが、防災のこととか、いろいろ先ほど御答弁いただきましたが、令和元年の市報に、7月号に載っているんですけれども、これでいきますと、市民の方が気軽に立ち寄りたくなる緑豊かな空間として、駐車場の隣に市民広場、仮称ですけど、このときは、整備していきますというふうにきちっとうたってあるんですね。 その後、防災のことも多分取り入れられて、あの広い空間ができているのかと思うんですけれども、あそこのごん吉くんひろばと緑の運河に関しては、防災のことで使う空間ではないと思いますが、そこを確認ですけれども、市報に載ったような市民の憩いの場となるような空間として、北側のところの空間は整備されたということの理解でよろしいでしょうか。 ◎総務部長(坂元照幸君) そのとおりでございます。 ◆3番(水野尚美議員) そうしますと、そこにベンチがあります。ベンチも、下側のあの通路のところにあるベンチと上の空間にあるベンチと2つありますけど、あれも御寄附ですね。御寄附じゃないんですか。 ◎総務部長(坂元照幸君) 寄附によるベンチです。 ◆3番(水野尚美議員) 知多信様と半信様からの御寄附で設置をされたと思います。名前もきちっとプレートもつけてあります。あれで、あのベンチに人が座っているのを私は見たことがございません。活用されているというふうに思えないんですけれども。 あそこを市民の方たちが憩えるような空間に整備をもう少し力を入れて、気持ちを込めて整備していけば、御寄附いただいたベンチも使われて、あの空間も有効活用されると思いますが、それに関してはいかが思われていますか。 ◎総務部長(坂元照幸君) 座っている方を見たことがないということでありますが、座っている人も私は拝見したことがあります。もっと使っていただけるように、少し魅力ある空間には変えていきたいとは思っています。 ◆3番(水野尚美議員) 別にそこを責めているわけではなく、使用率が、じゃ、どれだけだとか、そんなことを責めるつもりは毛頭ございませんが、私はせっかく、先ほどのテーブルもベンチも、御寄附いただいた方の気持ちをきちっと。それを市民の方に使っていただけるように、それで頂いた御寄附ですので、設置して終わりではなく、活用していただけるようにするのが御寄附をいただいた側の気持ちだと思いますので、そこをきちっと整備していただきたいというふうに思いますので、あの空間をもう少しきちっと整備、皆さんが憩えるような場にしていただきたいというふうに思います。 もう一つ、あの円形の形状のものがあるんですけれども、あれは何ですか。 ◎副市長(山本卓美君) あれは子供が遊ぶことができる滑り台になっているんです。あれ、石でできていまして、上からちっちゃい幼児がつるっと下りてこれるような、そんな遊びの場というふうなコンセプトで造っております。 ◆3番(水野尚美議員) では、副市長、あそこで小さなお子さんが滑り台として活用されているのを一度でも見たことございますか。 ◎副市長(山本卓美君) ございます。平成27年にオープンしました。オープン当時も、まだつい最近も、確かに確認はしております。 ◆3番(水野尚美議員) ありがとうございます。 私の質問が悪かったです。一度ぐらいはあるでしょう。でも、私はあそこで小さなお子さんが滑り台のように使われているのを見たことがないので、あれは何ですかとお尋ねをしました。 段々があって、だとすれば、小さなお子様がその滑り台を滑っているときに、段々のところで、階段のところで、保護者の方が座るように造られているのかなと今思いますけれども、あそこも含め、あの空間全体をやっぱりもっといろんな方に活用していただいて、憩いの場となるようにしていただきたいというふうに思います。 防災という視点からいくと、あのリコリスの前の何もないところは、確かに、災害時にはあそこで防災関係の炊き出しだったりだとか、いろんなことで活用ができると思いますけれども、それは災害時ですね。何もないことのほうが多いわけですよ。だから、その何もないときにあそこの空間を活用しようと、今までに思われたことはありますか。今、この答弁に答えていただいたこと以外で、市民の方たちと一緒に、あの空間で何かしていこうと思ったことはございますか。 ◎総務部長(坂元照幸君) 総務部としてはございません。 ◆3番(水野尚美議員) せっかくある空間ですので、いろんな活用の仕方をしていただいて、ぜひとも……。先ほどから申し上げているのは、緩やかに人が日々の暮らしの中で市庁舎を訪れたときに、あそこの空間で何か人が少し動くような、そういう取組があっても私はいいと思うので、そこは積極的に前向きに答えていただきたいというふうに思うんですね。市民の方たちから御相談があったら、それには乗っていただきたいと思うんですけれども、お願いしたいです。 もう一つ、質問4、今後の活用の可能性について、少しそこの空間についてお伺いをしたいんですけれども。 川口市の市役所が同じような市庁舎の前で、それこそマルシェを市役所で定期開催をずーっとしているんです。川口市役所のほうに確認をさせていただきましたら、利用料は取っていないということでした。それは行政財産であるのにどうして利用料を取っていないのかというふうでお伺いしましたら、市内で生産された特産物、その即売を通じて地場産業の振興等、緑化産業の活性化を図ることを目的に、月に1回から2回、市役所の1階のそういうスペースでマルシェを開催されているんですね。 ですから、市民のほうから何かここで販売をしたいとかお願いをすると、行政財産なので利用料を頂きますよと言うけれども、市のほうがいろんな方たちを支援したいのでぜひここを使ってくださいということであれば、利用料は頂かないですね。この同じ場所を使うのであっても、どちらがお願いしたかで、お金を、使用料を頂く、頂かないということがやっぱり発生しているんですよ。 例えば、今、コロナ禍でいろんな方たちが困っていらっしゃる、生産された方がそれがなかなか流通ができないとか、市民活動の方たちがいろいろと市民活動ができなくて困っているという声が届いているのであれば、半田市としてあそこの空間をぜひ使っていただいて、何かしら人が本当に憩うような空間が全体的に、緑の空間も含め、私はできるのではないかと思うんですけれども、それに関しての見解をお願いします。 ◎市民経済部長(出口久浩君) 確かに、こういった御時世で困っておられる農家の方だとか、商業者の方、多くおみえになると思います。実際に、去年もおととしもお弁当、テークアウトを販売したいということで、市役所の前ではなかったんですけれども、市の職員の駐車場を使って、そういった試みもさせていただきました。そのときはたしか経済課が関係するということで、職員駐車場を使用料は無料で御提供したこともございます。 そういったことでいきますと、半田市の地場産品の販売だとか、そういったことであれば、経済課が積極的に関係し、市役所のすぐ前のところでも無料でお貸しすることは可能だというふうに判断しております。 ◆3番(水野尚美議員) どこがお願いしたかで、その利用料が発生するかしないかということは、やはり、じゃ、川口市だけではなく、当然、半田市もそうだということが今分かりました。そのような姿勢でいていただきたい。福祉関係団体の方たちからも、いろんなお声もいただいています。いろんなことがやっぱり今詰まっているんですね。前に進めていない。そこを何か力を貸してほしい。そういう力を貸してほしいという市民の方たち、いろんな立場の方たちから御相談があったときに、それを応える。応えていくのが、今の新しい半田市政だと思うんです。 チャレンジしていくんですよね。チャレンジしていくんですから、やはり今までと同じことを、今まで断ってきたからやらないではなくて、今までやってこなかったけれども、チャレンジするんだ、市民と共につくっていくんだという、そういう姿勢でいていただきたいので、今回、あえてこのような質問をさせていただきましたので、そこのところをよろしく御理解をいただきたいと思います。 では、次、公園ですね。公園、雁宿公園の駐車場、コンビニ、本当にすばらしいコンビニでした。1年を見ずに、待たずにお休みしてしまったことは、本当に残念に思っています。あのコンビニエンスストアを使っていた近所の方、それと、あそこを通りすがりの学生さん、通勤の方、いろんな方たちからは、なくなって残念だという声も聞いています。 あのコンビニエンスストアは景観に配慮をされ、遠くから見てもあそこのコンビニなのかなという、マークもなかなか見えないような、本当にすばらしい、景観に配慮した、本当に都市景に寄り添ったコンビニエンスストアだったんですね。しかも、多分、半田市で一番、半田市にほかにないぐらい、イートインコーナーが販売の面積と同じぐらいあったんです。あれだけのイートインコーナーがあるコンビニエンスストアは、半田市内、ほかにないと思います。 それだけのコンビニエンスストアがあったんですよ、半田市に。しかもなぜそれだけイートインコーナーが広いかといえば、お聞きしたら、やはり公園利用者の方たちの休憩の場所としてイートインコーナーを広く取ってある、そういうふうにお聞きしましたが、違いますか、それは。 ◎都市計画課長(田中秀則君) おっしゃられるとおり、コンビニを誘致するに当たって、公園の利用者の利便性を上げるというところがありますので、そのためにイートインコーナーを設けていただきました。 ◆3番(水野尚美議員) そのように聞いていますが、そうですね。 あと、先ほど、もともと雁宿公園の中にあった、老朽化をして、しかも、販売のほうが下がっていったのでなくなった。そこに新たにあそこを整備するに当たり、そういう場所があったほうがよいのではないかという判断をされました。そのときに、例えば売店とか、そういうものがあったほうがいいという市民の方からの声は届いていますか。 ◎都市計画課長(田中秀則君) あそこにコンビニエンスストアを誘致したのは、答弁で申し上げたとおり、もともと雁宿公園内に売店があったということで、営業成績というか、振るわず、なくなってしまっているんですけれども、せっかく再整備をするということの中で公募をさせていただいて誘致をさせていただいたということで、強く市民のお声があって誘致をしたというものではありません。 ◆3番(水野尚美議員) 分かりました。じゃ、特に市民の方からは声があってやったわけではなく、どちらかというと、業者のほうが積極的に市民のためを思って設置をされたということの理解でよろしかったですね。 その後、なくなるときに無償譲渡の話がありました。その話は、市民の方にその無償譲渡に関して何か残そうと思ったのか、全く残そうと思わなかったのか、それはどっちですか。 ◎都市計画課長(田中秀則君) コンビニエンスストアが閉店するに当たって、これはもともと設置したときの条件なんですけれども、更地の状態、原状回復するというのが条件でありました。コンビニエンスストアのほうもやっぱり経費がかさばるのですぐに撤去ということもあるんですけれども、こちらのほうも利便性の向上ということで建てさせていただいて、今の建屋があったものですから、それを何とか同様に使えないかということを模索しまして、市内のコンビニエンス業者に、期間が短かったんですけれども、何とか入っていただけないかということと、あと、自販機を取り扱っている事業者にもお声がけをさせていただいたんですけれども、残念ながら入っていただけない状態でしたので、やむなく約束どおり壊してくださいということと、あわせて、壊すだけですと駐車場にはなりませんので、舗装などをしていただいて駐車場として回復していただく、そういったことをお願いして、現状になっております。 ◆3番(水野尚美議員) では、質問します。 期間が短くて、コンビニエンスストアを探したけれども、次の引受手がなかったということで。コンビニエンスストアとして営業がうまくいかなかったところを、しかも1年以内、次のところのほうが引受手はないと思います。 そのときに、例えばお考えの中に、私も相談に行きましたけれども、市民活動団体とかに、1か所ではないですけどいろんなところに関わっていただいて、何とかこの場所を残そうというふうにお考えになったかどうかというところをお聞かせください。 ◎都市計画課長(田中秀則君) 期間のほうが、あれが4月9日に申出を受理しまして、9月の末までに撤退をするということだったんですけれども、そうすると、取り壊す業者やなんかを決めるのに、7月の末までには決めてほしいという話でした。 そういった1か月にも満たない期間でしたので、今のコンビニエンスストアのことと自販機の業者に当たるというところが精いっぱいだったというところです。 ◆3番(水野尚美議員) 私が1つだけ確認をしたいのは、期間が短かった。期間が短いので、なかなかそこは難しいというのは行政側のお答えなんですね。 例えば市民協働課がありますよね。市民協働課があって、半田市のクラシティ3階のまちづくりひろば、あそこが市民活動団体をまとめていらっしゃるんですけれども、何のためにあるのか。市民協働課が何のためにあるのか。そこに情報を流す。私たちも短い期間で回答をくださいというメールが来ます、まちづくりひろばから。ですから、どんなに期間が短くても、そういう情報がある。 少しでもあの場を、あの景観に配慮したイートインコーナーが広いあれを一から行政が建てようと思ったら、相当なお金が必要なんだけれども、無償譲渡をされる。その後、ランニングコスト、かかりますよ。かかりますけど、市民サービスとして残すのか、残さないのか。もともと雁宿公園にあった売店が老朽化でなくなった。でも、そこでせっかく整備するのでって誘致をされた。それは市民サービス、市民のことを思って、あそこに誘致をされたんだから。 だとしたら、経営がうまくいかなかったから、じゃ、なしにして、全部、そちらのほうで更地にするまで、舗装するまでお金を払ってもらって、市としては一円も使わずに、何もせずに、それでいい。お金を使わなかったことではそれでいいと思いますけど、市民サービス、市民のためを思ったかどうかというところが、そこが私がお尋ねしたいところなんです。大事なところだと思います。今後またあるかもしれないので、今しっかり聞いておきたいんですね。 ですから、市民協働ということで、そういう課がある。そういう課と連携がされていないんだなということがそのときすごくがっかりしました。がっかりしたのは、私は窓口に行ったとき、課長とも相談をし、担当の方たちともいろんな話をする中で、それはすばらしい、できれば、市民活動団体の方たちがそういうふうにやっていただければ、すばらしい、ただ、上と相談しなきゃいけないのでということで預からせてくださいですね。 あと、課長と部長が私にきちんと説明をしてくださいました。元年の7月です。忘れません。上と相談しました。上と相談したら、もうあそこは整備をして、更地にして、駐車場にします、そういう答えですというふうに言われました。部長が上といったら、上は2人しかいないんですよ。その上の方たちが市民協働をどういうふうに理解をされているのかということが今後のことに関わってくるから、今、これだけ熱く語っているんです。 ですから、市民協働をしっかり理解していただいて、市民サービスとは何か。少し費用がかかっても、それは市民サービスとして継続していく、残していくということでやっていただきたいと思うので、今、ここでしっかりそこを確認していただきたい。 あとは、もう一つ申し上げたいのは、どこの課に行ってもそうなんですけど、担当の職員の方たちとか、課長、部長が一生懸命対応してくださって、話を本当に聞いてくださって、寄り添ってくださって、いい具合にいくのかなと思いきや、それがいかない。となると、一生懸命寄り添ってくださった職員の方たちのモチベーションはどうなるかということなんです。 私はそこを大事にしたいんです。一生懸命職員の方もチャレンジをして、市民の方たちの要望を聞いて、寄り添おうと思って一生懸命やってくださっているのに、上に相談した途端、その話がなくなるということは、直接市民と会って市民におわびをするのは、ごめんなさいというのは、職員の方たちなんですよ。 だから、そういうことのないように、職員の方たちのモチベーションが下がらないように、上の方たちは半田市がこれからチャレンジしていくこと、市民協働とは何かということをしっかり理解した上で、職員の方たちのチャレンジも支えていただきたいと思いますが、そこは、それに関してはいかがでしょうか。 ◎市長(久世孝宏君) 過去、どのようなことがあったのか、正直、僕は分からない中ですが、まず、今職員に言っていることは、こちらでやれる、やれないの判断をするんじゃないというようなことは言っています。 今、事例にありましたコンビニのことであっても、僕と今の山本副市長の判断であれば、やはり市民団体に声はかけるように言った可能性は高いというふうに、今の僕たちの仕事のやり方でいけば、声をかけていくのは高いというふうには思っています。そのように今伝えていますし。 ちょっと御理解をいただきたいのは、仕事のやり方が変わっていく段階ですので、すぐにこれをがらっと変える自信は僕にはありませんが、そういう意識は浸透させていきたいというふうには思っております。 ◆3番(水野尚美議員) 市長にお答えいただくとは思いませんですので、ありがとうございました。 本当に今思うのは、今の市長だったらと思います。あの建物がなくならなかったのかって。本当に私は無念なので、残念で残念で仕方がないので、もっと早く久世市長になっておけばよかったなと思います。 最後、要旨4、相談窓口ですけれども、今日、公共空間の使い方ガイド、ホームページにも掲載をし、ガイドも作ってくださるということで、非常にそれはありがたいんですけれども、いつまでに作成をしていただいて、広報の方法はどのように、そのチラシを作った場合、その媒体をどういうふうにするのかということを教えてください。
    ◎総務部長(坂元照幸君) いつまでにということですが、令和4年度の早いうち、上半期までには、ホームページ、しっかりまとめていきたいというふうに考えています。 広報につきましては、もちろん、ホームページのほか、市報等でもお知らせをしてまいります。 ○議長(渡邉昭司議員) 水野尚美議員の質問を終わります。 お諮りします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本日は延会することに決定しました。 本日はこれにて延会します。---------------------------------------     午後4時27分 延会...